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スノーパークで楽しむ!レベル別おすすめゲレンデ10選

パーク 板

スノーボードを楽しむ中で、「パーク」という言葉を聞いたことはありませんか?
通常のゲレンデとは異なり、ジャンプ台やボックスなどのさまざまなアイテムを使って、非日常的な滑走が楽しめるエリアのことを指します。

本記事では、スノーパークの基礎知識やアイテムの種類、守るべきルールをわかりやすく解説します。

さらに、初心者から上級者まで楽しめる、パークデビューにぴったりなおすすめゲレンデも紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

スノーパークとは?

スノーパークとは、ジャンプ台(キッカー)や鉄の棒(レール)、箱(ボックス)といったアイテムが設置された、スノボやスキーの技を練習するためのエリアです。

スノーパークは元々の地形を活かしつつ、ジャンプ台を埋め込んだりコブを作ったりして構成されています。通常のゲレンデは自然の斜面をそのまま滑るのに対し、パークは技を磨くための設備が整っている点が大きな違いです。

スキー場によっては、小さなジャンプから始めて段階的にレベルアップできる環境が整っているところもあります。自分のレベルに合ったパークを選び、無理のない範囲で練習すると良いでしょう。

スノ-パークのアイテムの種類

スノ-パークには、さまざまな種類のアイテムが設置されています。代表的なものは、キッカー・ジブ系・ハーフパイプの3つ。それぞれ異なる技術を磨くためのもので、自分のレベルに合わせて選べます。初心者はまず小さなアイテムから始めて、徐々にステップアップしていきましょう。

キッカー(ジャンプ台)

キッカーはジャンプするための斜面で、スノーパークのメインとなるアイテム。高さは2m程度の低いものから、8m、10m以上の迫力あるものまでさまざま。サイズによって呼び名が変わり、ミニキッカーやテーブルトップなどの種類があります。

初心者は小さめのキッカーで、空中に浮く感覚に慣れることから始めましょう。最初は飛ばずに通過して、助走部分と着地部分の形を確認するのがおすすめ。次にゆっくりしたスピードで跳んで着地する練習を繰り返します。慣れてきたら、空中で板を掴む動作に挑戦してみるのも良いでしょう。

 

ジブ系(ボックス・レール)

ジブ系は、ボックスとレールの2種類。ボックスは滑走面が広く、箱状のアイテムで、その上でバランスを取りながら滑ります。高さや幅、長さもさまざまで、バリエーションがあるのが特徴です。

レールは手すりのような細い棒状のアイテムで、ボックスよりも高いバランス感覚が求められます。初心者はレールより先に、ボックスから練習しましょう。

最初は雪面にラインを引いて、その上を真っすぐ滑る練習から始めるのがおすすめ。スピードを抑えて、板を平行にしたままボックスに乗る感覚をつかみましょう。

 

ハーフパイプ

ハーフパイプは、パイプを横に倒したようなU字型のコース。左右の壁を使ってターンやジャンプを繰り返す、ダイナミックな滑りが楽しめます。オリンピック競技としても知られているので、見たことがある人も多いでしょう。

初心者はまず底の部分を真っすぐ滑り、左右の壁の形状に慣れることから始めます。形状に慣れたら、徐々に壁を登って、頂上付近でターンをする練習をしていきましょう。無理に高く飛ぼうとせず、安全第一で楽しむことが大切です。

スノーパークで守るべきルールとマナー


スノーパークでは、安全に楽しむためのルールとマナーを守る必要があります。

ジャンプなどをする際は周りをよく確認し、着地点に誰もいないことを見てからスタートしましょう。自分のジャンプが終わったら、他の人が待っている状態を作らないよう、素早く移動しましょう。

また、アイテムには難易度が表示されている場合があります。コースにも初心者用や上級者用の区別があるため、自分のレベルに合ったものを選択することが大切です。最初から難しいものにチャレンジはせず、段階を踏んで体を慣らしていきましょう。

スノーパークでは、さまざまなレベルの人が同じ空間を使うため、接触事故には特に注意が必要です。自分のペースを守りながら、周囲の状況にも気を配りましょう。お互いに配慮し合うことで、誰もが快適に楽しめます。

 

スノーパーク向け板の選び方|3つのポイントを意識しよう

スノーパーク向けのスノーボード板を選ぶ際は、「形状・幅・硬さ」の3つのポイントに注目して選びましょう。メーカーごとに細かな違いはありますが、スノーパーク向けとして販売されている板には共通する特徴があります。

 

形状|ツインチップ

スノーパーク向けの板の形状は、ツインチップが基本。ツインチップとはノーズとテール、つまり前と後ろが同じ形状のものです。前後が対称のため、逆向きに滑る動作がしやすくなります。

スノーパークで技を練習する際は、「スイッチスタンス」と呼ばれる板を180度回転させて逆向きに滑る動作をすることも。ツインチップならスイッチスタンスがスムーズにできます。また、回転系の技やさまざまなトリックに対応できる点も魅力。

前後どちらで滑っても安定感があるため、初心者から上級者まで幅広く使えます。

 

幅|ワイド幅

スノーパークで使うなら、幅が広めのタイプが適しています。助走が必要な場面も多いスノーパークでは、安定した姿勢を保つことが重要。板の幅が広いとまっすぐ進む際、安定して進めるうえ、ふらつきが少なくなります。

ただし、自分の足のサイズに合ったものを選ぶ必要があるため、実際に装着して確認するのがポイント。

広過ぎても動きにくくなるため、装着してバランスの取れたサイズを見つけましょう。

 

硬さ|柔らかめ

スノーパーク向けの板は、柔らかめか中間程度の硬さがおすすめ。板の硬さは、しなりやすさやねじれやすさに関わります。実際に触って、どの程度の柔軟性があるか確認しましょう。

硬い板はスピードを出しやすいのが利点ですが、スノーパークでは柔らかめのほうが扱いやすくなります。初めてスノーパーク用の板を買うなら、やや柔らかいタイプを選ぶのが無難。

やや柔らかめの板を選べば、あらゆる場面に対応できるので長い期間使用できるでしょう。

さまざまな動きが求められるスノーパークでは、柔軟性のある板のほうが技の習得がスムーズになります。

 

バインディング・ブーツも柔らかめがおすすめ

板だけでなく、バインディングやブーツも柔らかめのものを選びましょう。

中でも、足首が動きやすいタイプがスノーパークには向いています。スノーパークでは、ジャンプやボックス、レールなどさまざまな動きに対応します。板にブーツをしっかりと固定する必要はありますが、足首の可動域を確保することも大切です。

また、足首の力を使って着地したり、バランスを取ったりする場面が多いため、ブーツも柔軟性があるもののほうが便利です。硬すぎると足首の動きが制限され、技の練習がしにくくなります。柔らかめのブーツなら、細かい動作にも対応でき、技術の向上がスムーズに進むでしょう。

 

初心者向け|パークデビューにぴったりのスキー場5選

出典:ノルンみなかみスキー場公式

ここからは、初心者がパークデビューするのにぴったりのスキー場を5つ紹介します。

小さなアイテムから始められる環境が整っており、段階的にスキルアップできるゲレンデを厳選。

 

丸沼高原スキー場(群馬)

丸沼高原スキー場公式

 

丸沼高原スキー場は、標高2,000mの高さを活かした上質な雪質と、5月までのロングシーズンの滑走が楽しめるのが魅力のスキー場。

最長4,000mのコースがあり、初・中級者でも爽快なロング滑走を楽しめます。パークには、初心者でも挑戦しやすい5mのワイドボックスやパイプレールが設置されています。

また、丸沼高原スキー場には、日帰り温泉やレストランなど、滑走後に楽しめる施設も揃います。上質な雪の中でのロングライドと、スノーパークの両方を楽しみたい人におすすめですよ。

■丸沼高原スキー場の公式サイトはこちら

https://www.marunuma.jp/winter/

ノルンみなかみスキー場(群馬)

出典:ノルンみなかみスキー場公式

ノルンみなかみスキー場は、都心から近く晴天率の高さで知られるスキー場。初級から上級まで5つのコースがバランス良く配置されており、緩やかな斜面が続くコースは、デビューしたばかりの人にぴったりです。

パークには2mのキッカーや低めのボックス、レールなど、初心者向けのアイテムが豊富に揃っています。歩いて登るエリアもあり、繰り返し練習してレベルアップしたい人にはうってつけです。

気軽にパークに挑戦したい人は、ぜひ訪れてみてください。

■ノルンみなかみスキー場の公式サイトはこちら

https://www.norn.co.jp/winter/

舞子スノーリゾート(新潟)

出典:舞子スノーリゾート公式

 

舞子スノーリゾートは、3つのエリアに全26コースが広がる大規模なスキー場。最長6,000mの滑走が可能で、初級から上級まで幅広いレベルに対応しています。

スノーパークは、初心者向けのハイクアップエリアと、ビギナーから上級者まで楽しめるメインエリアの2種類。歩いて登りながら繰り返し練習できる点も魅力です。

舞子スノーリゾートのスキーセンターは、レンタルやレストラン・スクール・託児所・温泉などが揃って、便利なのもうれしいですね。

■舞子スノーリゾートの公式サイトはこちら

https://www.maiko-resort.com/winter/

軽井沢スノーパーク(長野)

出典:軽井沢スノーパーク

 

軽井沢スノーパークは、晴天率90%を誇る、天候に恵まれたスキー場です。初心者やファミリー向けのコースが中心で、最も緩やかなコースは斜度8度。エスカレーターやリフト練習機など、段階的にステップアップできる設備が充実しています。

キッズ向けのパークには、チュービングやふわふわ、スノーストライダーなど遊べるアイテムが豊富に揃っています。家族で訪れて、子どもと一緒に雪遊びを満喫したい人にぴったりです。

軽井沢スノーパークの近くには大型ショッピング施設もあり、滑走後の買い物も楽しめます。

■軽井沢スノーパークの公式サイトはこちら

https://karuizawa.holidayinnresorts.com/ski/

 

竜王スキーパーク(長野)

出典:竜王スキーパーク

 

竜王スキーパークは、標高1,930mの山頂からの絶景と上質なパウダースノーが魅力のスキー場。標高差1,000m以上、約6,000mのロングランが楽しめます。山頂エリアは平均斜度10度と緩やかで、初心者でも景色を楽しみながら滑走可能。

スノーパークは2箇所あり、アイテム中心のエリアと、地形を活かしたウェーブやバンクのエリアに分かれています。初級者向けエリアには挑戦しやすいアイテムが多数設置されており、安心してデビューできる環境。

景色を楽しみながらスノーパークでのレベルアップにも挑戦したい人におすすめのスキー場です。

■竜王スキーパークの公式サイトはこちら

https://ryuoo.com/winter/

中級&上級者向け|本格的にスキルアップできる5選

ここからは、技術を磨きたい中級者から上級者向けの、本格的なパークアイテムが充実したスキー場を5つ紹介します。

 

スノーパーク尾瀬戸倉(群馬)


出典:スノーパーク尾瀬戸倉公式

 

スノーパーク尾瀬戸倉は、上質なパウダーの上でフリーランができると人気のスキー場。地形の起伏を活かしたコースで、さまざまな滑りを楽しめます。

約2kmのコースに20以上のアイテムが配置されたスノーパークは、キッカーやジブなどを完備。初心者から上級者向けまで対応しており、幅広いレベルで技を磨ける環境が整っています。

本格的にパークスキルを磨きたい人や、自然に囲まれた場所で滑走を楽しみたい人は、ぜひ足を運んでみてください。

■スノーパーク尾瀬戸倉の公式サイトはこちら

https://ozetokura.co.jp/

 

石打丸山スキー場(新潟)


出典:石打丸山スキー場公式

 

石打丸山スキー場は、70年以上の歴史を持つ、エリア最大級の広さを誇るスキー場。最新ゴンドラやリゾートセンター、展望テラスなど、新しい設備が充実しています。3つのスキー場を巡れる共通券があり、広大なエリアでの滑走が可能です。

スノーパークは全長500mのメインと、ビギナー向けの2種類があります。7〜10m前後のジャンプは中上級者の練習に最適で、縦横からアプローチできる設計。

世界基準のハーフパイプもあり、プロから初心者まで幅広く対応しています。

 

■石打丸山スキー場の公式サイトはこちら

https://ishiuchi.or.jp/winter/

X-JAM高井富士(長野)

出典:X-JAM高井富士

 

X-JAM高井富士は、スノーボーダーの聖地と呼ばれるほど、パークアイテムが充実したスキー場。隣接するスキー場と共通券で行き来でき、広いエリアでの滑走が楽しめます。

日本最大規模のパークがあり、キッカーや2本のハーフパイプなどが魅力。レールやボックスもさまざまな高さや幅のものが揃っており、上級者から初心者まで、それぞれのレベルに合わせたアイテムで練習できます。

数多くのアイテムを活用して本格的に技を磨きたい人にぴったりのスキー場です。

■X-JAM高井富士の公式サイトはこちら

https://x-jam.jp/

エイブル白馬五竜(長野)


エイブル白馬五竜は、北アルプスの麓に広がる、国際的に知られた山岳リゾート。白馬で唯一ナイター営業をしているスキー場です。

さらに、週末は白馬エリアで最も早い朝7時から営業していますよ。

スノーパークがあるのは、ファミリー向けコースに隣接したエリア。また、隣接する「Hakuba47ウインタースポーツパーク」と山頂でつながっており、両エリア合わせて24コースを共通券で行き来できます。「Hakuba47ウインタースポーツパーク」にもスノーパークがあるため、両方を試してみるのも良いですね。

■エイブル白馬五竜スキー場の公式サイトはこちら

https://hakubaescal.com/winter/

Hakuba47ウィンタースポーツパーク(長野)

 

Hakuba47ウィンタースポーツパークは、白馬エリアの中でも特にパークに注力している上級者向けのスキー場。白馬五竜と連結しており、共通券で両エリアを楽しめます。

パークのアイテムのレベルは、上級者でも満足できるものばかりです。さまざまなサイズのキッカーやレールなど、アイテムが所狭しと設置されているのが特徴。1ランで10以上のアイテムを体験できます。

本格的にパークで技を磨きたい上級者や、ハイレベルなアイテムに挑戦したい人におすすめです。

■Hakuba47ウィンタースポーツパークの公式サイトはこちら

https://www.hakuba47.co.jp/winter/

スノーパークでスノボの新しい体験を楽しもう

本記事では、スノボ練習に役立つスノ-パークの基礎知識やアイテムの種類のほか、スノーボード板の選び方、レベル別のおすすめゲレンデまで詳しく紹介しました。

スノーパークでは、ジャンプやトリックなど、通常のゲレンデでは味わえない滑りを体験できます。初心者は小さなアイテムから始めて、段階的にレベルアップしていけば、確実にスキルが向上するでしょう。

ぜひ自分のレベルに合ったスキー場を選んで、スノーパークでの新しい体験を楽しんでみてください。