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【2026年】スキー競技・種目一覧!魅力やルール・見どころも解説

ウィンタースポーツのスキーには多彩な競技があり、ひとつの競技の中でもさまざまな種目があります。

雪上をダイナミックに滑走するスピード系や、華麗なエアで観客を魅了するフリースタイル系など、競技や種目によっても見どころが違います。

本記事では、主要なスキー競技・種目について、それぞれの魅力やルール、観戦するときのポイントを詳しく解説。ぜひ、スキー競技の観戦の参考にしてくださいね。

スノボもスキー競技!スキー競技一覧

多種多様なスキー競技。オリンピックやほかの国際大会などによっても、扱われる競技に多少の違いがあるでしょう。以下は、オリンピックを例にした主なスキー競技の一覧です。

 

スノーボードはスキーとは異なるスポーツではありますが、国際的には国際スキー・スノーボード連盟が管轄することからスキー競技のひとつとして数えられます。

 

アルペンスキーの魅力とルール

アルペンスキーは、傾斜のあるコースをいかに速く滑り降りるか、0.01秒を競うタイムレースです。

 

コースには、旗もしくはポールで「旗門(きもん)」が作られています。このゲートを1つ残らず正確に通過しなければなりません。1つでも飛ばすと失格となります。時速100kmを超える迫力のスピードは圧巻です。

 

アルペンスキーの種目

アルペンスキー種目は、「高速系」と「技術系」の2種に大きく分けられます。

 

アルペンスキーの高速系の花形種目といえば、ダウンヒル。滑走チャンスは1回のみで、すべての旗門を通過して最も早くゴールまで滑走できた選手が勝者となります。

技術系種目では、スラロームが一番テクニックが必要とされます。アルペン種目の中で最もコースが短く、旗門の間隔が非常に狭いため、選手は細かく素早いターンを瞬時に繰り出す必要があります。

 

高速系種目が1本のタイムで勝敗が決まるのに対して、スラロームは2本の合計タイムで競うところにも違いがあります。

 

クロスカントリースキーの魅力とルール

クロスカントリースキーは、「雪上のマラソン」とも呼ばれる競技で、森や野山に作られたコースを滑走します。平地も登り坂も自分の力で滑り進むため、腕・足・体幹など全身を使う競技であり、選手の体力はもちろん、精神力の強さや戦略も試される競技です。

 

クロスカントリーでは、すり足のように交互に板を滑らせる「クラシカル走法」と自由な滑走方法の「フリー走法」の2種があり、種目によって使える走法が違います。\

 

また、種目によって、全選手が同時スタートする「マススタート」、30秒ごとにひとりずつスタートする「インターバルスタート」のどちらかが採用されます。スタートの違いでも戦い方が変わってくるので、違いを楽しむのもよいでしょう。美しい景観の中で、静かに繰り広げられる体力と頭脳戦を含めた精神力の勝負は見応えがあります。

 

クロスカントリースキーの種目

クロスカントリースキーの主な種目と特徴は、以下の通りです。

 

スキージャンプの魅力とルール

スキージャンプは、急斜面のジャンプ台から空中に飛び出し、飛行距離と空中の姿勢や着地の美しさを競う競技。「飛距離点」と「飛型点(空中でのフォーム、着地のテレマーク姿勢)」の合計点で順位が決まります。

 

スキージャンプでは、種目ごとにK点と呼ばれる飛距離の基準点が決められています。K点を超えれば超えた分の加算点がつき、K点に届かない場合はその分が減点されます。

 

選手が時速約90km前後のスピードでジャンプ台から離れて空中を舞う姿や、100mを超える大ジャンプを華麗に決める様子は圧巻です。

 

スキージャンプの種目

スキージャンプは、ヒルサイズ(ジャンプ台の大きさ)や、K点によって、「ノーマルヒル」や「ラージヒル」などの種目に分類されます。

 

ノルディック複合の魅力とルール

ノルディック複合は、前半のスキージャンプと後半のクロスカントリースキーの2種目で順位を競う競技です。スキージャンプの結果でクロスカントリーのスタート時間が決まります。

 

ジャンプでは、一瞬の集中力と空中でのバランス感覚や緻密な技術などが求められます。クロスカントリーでは、長距離を滑りきる卓越した持久力と筋力が必要です。ジャンプで出遅れても、クロスカントリーで驚異的な追い上げを見せる選手もいます。

 

ふたつの異なる能力を求められる競技なだけに、二刀流を発揮した勝者は「King of Ski」とも称されます。まさにスキーの王者決定戦ともいえるような戦いは必見です。


ノルディック複合の種目

ノルディック複合では、スキージャンプが「ノーマルヒル」なのか「ラージヒル」なのか、

個人競技なのか団体競技なのかで、種目が大きく分類されます。


フリースタイルスキーの魅力とルール

フリースタイルスキーは、1980年〜1990年代にできた新ジャンルのスキー競技です。さまざまな種目があり、タイムなどの記録だけでなく、アクロバティックな空中演技や、滑走の技術、芸術性などを競います。

 

スピードや難易度のほかにも、空中姿勢の美しさ、着地の完成度、独自のスタイルなどの「魅せ方」が採点に影響する競技なだけに、選手の滑走の美しさや華麗な空中技に魅了される人も多いでしょう。

 

フリースタイルスキーの種目

フリースタイルスキーの種目は、エアリアル、モーグル、スキークロスなど多彩です。競技内容や採点方式も種目によって異なります。

 

スキーマウンテニアリング(山岳スキー)の魅力とルール

スキーマウンテニアリング(Ski Mountaineering)は、スキー技術と登山技術が問われる競技。略してスキーモ(SKIMO)とも呼ばれます。

 

スキーマウンテニアリングのコースは山岳地帯に設定されます。雪山の上り坂や下り坂での滑走、一部区間ではスキー板を外してザックに取り付けブーツで登山するなどをしながらタイムを競うレースです。

 

リフトのない雪山をスキー板で登る際には、スキー板の裏面に「シール」と呼ばれる滑り止め具を取り付けます。このシールの着脱動作の速さも勝敗に影響します。強靭な体力と精神力を要する過酷な環境で繰り広げられるレースは、見応え十分です。


スノーボードの魅力とルール

スノーボード競技は大きく分けて、着順・タイム競技である「アルペン・クロス系」と、採点競技である「フリースタイル系」との2種類があります。

 

「アルペン・クロス系」では、1分1秒を争うスピード感や選手同士が同時に滑走する際の駆け引きが注目ポイント。手に汗握る追い抜き劇も繰り広げられます。

 

「フリースタイル系」では、空中での高さや回転数、選手の独創性が見られるのが魅力です。


スノーボードの種目

スノーボードの主な種目を「アルペン・クロス系」と「フリースタイル系」で分類すると、以下の通りです。


まとめ

滑走のスピード感、雪山の過酷な環境で繰り広げられる駆け引き、アクロバティックな技など、スキー競技には見どころがたくさんあります。

 

伝統的なノルディックやアルペンなどはもちろん、アクロバティックなフリースタイルスキーやスノーボードまで、それぞれの競技には独自のルールと魅力がいっぱい。自然相手に限界へ挑む選手たちの熱い戦いを、ぜひ観戦してみてくださいね。

 

また、観戦して自分も雪山を滑走したくなったら、スキー・スノボツアーをチェックしてみてはいかがでしょうか。