友達や恋人、サークルや会社のイベントなど、誰かと一緒にスキーやスノボをするならヘアスタイルにもこだわりたいですよね。
けれども、「髪が邪魔にならないかな」「崩れたらどうしよう」など、アレンジのしかたに迷う人も多いのでは?
この記事では、特にニット帽をかぶってゲレンデを滑るのに最適なヘアアレンジをご紹介。実際にアレンジするときに注意したいポイントも解説します。
しっかりチェックして、スキーやスノボをおしゃれに楽しみましょう!
ゲレンデはヘアアレンジが必須

ウィンタースポーツの代表であるスキーやスノボ。
安全面を考えると、視界を遮る髪型はおすすめできません。
また、髪を下ろしたままゲレンデに出ると、一面の雪に反射した紫外線の影響で髪が痛みやすいというリスクがあります。寒いゲレンデも暖房の効いた休憩所も、乾燥しやすいので要注意。
一方で、汗をかくため、ニット帽の中は湿気がこもることもあります。
スキー・スノボを楽しむには、普段と違うポイントを意識したゲレンデ用のヘアアレンジが必要です。
いつもと違う銀世界で新しいスタイルの自分に出会えるかもしれません。
スキー場でのヘアアレンジのポイント

スキー場でのヘアアレンジのポイントは5つ。ご紹介します。
どのような点に気をつけたら良いか、順番に見ていきましょう。
1.動いても崩れにくい
スキーやスノボでは、転んだり、スキー板やボードなどの大きくて重たいものを抱えることもあります。
そのため、普段しないような激しい動きや少しの濡れにも対応でき、かわいさをキープできるヘアアレンジが良いでしょう。
なお、ピンをたくさん使った凝ったアレンジは崩れやすいため、あまりおすすめしません。
2.滑っているときに邪魔にならない
スキー場では、あまり邪魔にならない髪型にしておくのがおすすめです。
山間部は、風が強くなることが多いです。追い風でも向かい風でも、滑っているときに視界が遮られない髪型にしましょう。
ロングヘアの人は、意外と広がって邪魔になりがちなポニーテールよりも、三つ編みやお団子などのまとめたスタイルがおすすめです。
また、転倒した場合を考えると、固いヘアクリップを使ったアレンジもケガの危険があるため避けたほうがよいでしょう。
3.ニット帽に似合う
スキー場で欠かせないのがニット帽。
防寒だけでなく、おしゃれを楽しみたいアイテムです。ニット帽を被ったときに最高にかわいくなるヘアアレンジを目指しましょう。
頭の上のほうにボリュームを持たせるのではなく、低い位置でまとめて、ニット帽から見えるようにすると小顔効果も期待できますよ!
また、滑走中や休憩中など、何度もニット帽を被りなおすはず。髪の毛の摩擦や静電気もちょっと気になるところ。
頭のまわりはすっきりコンパクトにまとめると楽にすごせます。
4.崩れても直しやすい
もしヘアスタイルが崩れても、休憩時間にサッと直せると安心です。
鏡がない場所や、小さな手鏡だけでも直せるようなものだと気持ちが楽ですね。
自力でできる範囲で、凝り過ぎないことも重要なポイントです。
5.おしゃれでかわいい
機能性も重視したいところですが、スキー・スノボは大切な思い出になるはず。自分らしく、お気に入りの雰囲気で過ごしたいですよね。
自分が選んだウェアに合わせてヘアアレンジするのもすてきです。
レンタルウェアの人は、ヘアアレンジこそ個性を出せるポイントです。こだわりましょう!
ロングヘアにおすすめのヘアスタイル
ヘアアレンジに悩むセミロング〜ロングヘアの人におすすめのアレンジを4つご紹介します。
どのヘアスタイルも意外と簡単で挑戦しやすいですよ!
三つ編み・編みおろし風アレンジ

髪を編むことでニット帽も被りやすく、動きやすいヘアスタイルになります。
きっちり編み過ぎると幼いイメージになってしまうので、ゆるっとさせることで大人女子らしい抜け感を演出しましょう。
顔まわりの髪を残し、ふたつに分けて三つ編み。編んだ髪を少しずつ引き出して、ゆるふわにしましょう。2本の三つ編みをくるくるとねじり、先のほうをゴムでまとめます。
最後に、バランスをみながらルーズにほぐすと、華やかでこなれ感のある「編みおろし」スタイルの完成です。凝っているように見えますが意外と簡単ですよ!
ツインテールアレンジ

子どもっぽくなりがちなツインテールも、耳の下で結ぶことで大人かわいいスタイルになります。ニット帽にも似合い、動いても邪魔になりません。
髪を左右に分けるので、鏡を見ながらアレンジしやすく、初心者の人でも成功しやすいのもうれしいポイント。ウェアや帽子のデザインに合わせてカラーゴムやシュシュをつけてもおしゃれです。
耳の下でツインテールをしたら、左右対称になるように、アレンジ用の細いゴム紐で何ヶ所か結びます。
ゴムとゴムの間の髪をちょっとずつ引き出してボリュームをだした「たまねぎヘア」は、シンプルながらキュートなスタイルです。
サイドでひとつ結びアレンジ

サイドでまとめるアレンジは、大人っぽい雰囲気が好きな人におすすめ。
この場合も、左右どちらかの耳下あたりでまとめるように意識しましょう。
サイドに髪をまとめることで、ニット帽を被っても髪が見える状態になり、魅力をアピールできます。大きめのシュシュをつけても良いかもしれません。
左右から髪を取り、どちらかの耳もとあたりでハーフアップの状態にし、ゴムで結びます。結び目を分けて一回転させる「くるりんぱ」をしたあと、残しておいた髪を含めてひとつ結びにしましょう。
ただ結ぶだけでなくひと手間をかけることで、グッとこなれ感がでます。
お団子アレンジ

お団子スタイルなら、雪が降っても風が吹いても大丈夫。紫外線の影響も受けづらくなり、安心です。
ニット帽やゴーグルの邪魔にならないように、頭の上のほうでお団子にするのではなく、下のほうでまとめるのがポイント。ひとつにまとめるのも王道ですが、ふたつお団子もかわいくて崩れにくいですよ。
後頭部でシニョンをつくったあと、残った髪の先をゴムで結んで「くるりんぱ」します。少しほぐしたあとに、シニョンに巻きつけて、ゆるふわお団子スタイルの完成!
普段ならヘアスティックやヘアクリップで留めるのもおしゃれですが、ゲレンデに出るときには固いヘアアクセサリーは避けたほうが安全です。数本の細いヘアピンか、ゴムやシュシュを追加して固定するのがおすすめです。
ショートヘアやボブは前髪・サイドで印象を変えて

短めの髪は、ニット帽の中でも乱れやすいもの。ショートヘアやボブスタイルの人は、前髪やサイドに工夫をしてみてはいかがでしょうか。
汗をかきやすい前髪やサイドヘアをアレンジしておくと、ゲレンデの1日もかわいく心地よくすごせます。
たとえば、前髪をアップしてポンパドールにしたり、前髪からサイドにかけて編み込みをしたり。アレンジひとつで、いつもの雰囲気に差をつけることができます。アレンジの前 に、ワックスなどのスタイリング剤を使うと楽にまとまります。
また、ロングでもショートでも、紫外線の影響が気になる人は、髪の毛用の日焼け止めスプレーを使いましょう。紫外線カット効果のあるトリートメントもおすすめです。
スキー場であびる紫外線は普段の約2倍 。髪の毛が傷まないように万全の体制を整えて挑みましょう。
まとめ
スキー場でのヘアアレンジについて、押さえておきたいポイントやおすすめのアレンジスタイルを紹介しました。
スキー場には「ゲレンデマジック」という言葉もあり、普段よりも女の子がかわいく見えるともいわれています。運命の出会いや、恋の進展があるかもしれません。おしゃれにも気を抜けませんね。
ニット帽やネックウォーマーからすてきなヘアアレンジをのぞかせて、普段とは違うスタイルに挑戦してみましょう!



