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スノボ・スキーウェアの正しい保管方法!洗濯やお手入れの基本も解説

スキー・スノボウエア

毎年のようにスノボやスキーに行く人は、自前のスノボ・スキーウェアを持っている人もいるでしょう。また、これから本格的に始めようと、お気に入りのスノボ・スキーウェアの購入を考えている人もいるかもしれません。

自前のウェアを長持ちさせるためには、適切な保管方法を知っておく必要があります。また、保管する前のお手入れも大事です。本記事では、スノボ・スキーウェアの正しい保管方法やお手入れのポイントなど解説します。

スノボ・スキーウェアのお手入れの基本とは?

しなびたスキーウェア

スノボ・スキーウェアを使ったまま何もケアせずに保管してしまうと、撥水性も落ちて劣化も進みやすくなります。スノボ・スキーウェアにつきやすい汚れとして、汗・ファンデーションのような化粧品汚れ・泥・雪に混ざった不純物などが挙げられます。

長持ちさせるためにも、きちんとお手入れしましょう。理想は使用するたびに洗うことです。使うたびにお手入れするのが難しい場合でも、保管する前には必ず洗って汚れを落としましょう。

スノボ・スキーウェアは洗濯できる?

たらいで洗濯

スノボ・スキーウェアは水がしみ込むのを防ぐため一般的に撥水加工がされていたり、特別な縫製がされていたりして、すべてが自宅で洗濯できるわけではありません。

しかし、自宅で洗濯できるスノボ・スキーウェアも多くあるため、自分で手軽にケアしたい人は洗濯可能なウェアを選ぶとよいでしょう。

洗えるかどうかは洗濯表示をチェック!

洗濯表記

実際に、スノボ・スキーウェアが洗えるかどうかは「洗濯表示」で確認できます。「洗濯表示」を見れば、洗濯機が使用できるか、手洗いがいいか、家庭で洗濯できないかが一目瞭然です。スノボ・スキーウェアのタグに記載された「洗濯表示」をしっかりチェックして、適切な方法でケアしましょう。

■洗濯表示(衣類の取扱表示)の一覧
衣類の取扱表示
出典:消費者庁「衣類の取扱表示(早見表)」より

色落ちしないか注意が必要!

スノボ・スキーウェアを実際に洗濯する際には、色落ちしないかにも注意が必要です。色落ちするかどうかは、以下の方法でチェックできます。色落ちしないことが確認できたら、洗濯しましょう。

【色落ちテストのやり方】

(1)実際に洗濯で使用予定の衣類用中性洗剤をスノボ・スキーウェアの目立たない場所につける

(2)10分ほど経過したら洗剤をつけた箇所にテッシュをあてて色がつかないか確認する

スキー・スノボウェアの洗濯の仕方

投入口の空いた洗濯機

洗濯表示で自宅で洗えることが分かっても、スキー・スノボウェアをどのように洗濯すればよいか迷うことも多いはず。ここでは洗濯機で洗う場合と、手洗いで洗う場合について、基本の洗い方を紹介します。ぜひ、参考にしてくださいね。

洗濯機で洗う場合

洗濯表示で洗濯機洗いができることが確認できたスノボ・スキーウェアは、洗濯ネットに入れて他の衣類と混ぜずに、ドライコースや手洗いコースなどの弱水流コースで洗います。

脱水も行ってOKですが、軽めに行うほうが無難です。ただし、防水素材の場合は、脱水の回転時に水がうまく抜けずにエラーになる可能性があります。故障を防ぐためにも、防水素材を自宅で洗濯するのはおすすめしません。

手洗いする場合

手洗いする場合は、スノボ・スキーウェアがしっかり浸かる量のぬるま湯に、おしゃれ着洗剤など衣類用中性洗剤を入れて、押し洗いを何度か繰り返します。

表面と裏面の汚れをしっかり落とすために、片方が終わったら裏返して両面で押し洗いすると、よりキレイになるでしょう。洗い終わったら、ウェアに洗剤が残らなくなるまで、水を替えながらすすぎをしっかり行います。

すすぎ終わってある程度水をきったら、何枚かのバスタオルでウェアを包み、床において押さえて水分を吸収させます。乾く時間を短縮させるためにも、できる限り水気を取りましょう。

洗濯不可ならクリーニング店へ

クリーニング屋で洗われた衣類たち

「洗濯表示」を見て洗濯桶にバツマークがついていたら、自宅で洗うことはできません。その場合は、スノボ・スキーウェアはクリーニングしましょう。スキー・スノボウェアの特性上、あまり高温での乾燥は向いていないので、自然乾燥処理を実施しているクリーニング店がおすすめです。

スキー・スノボウェアのクリーニング費用はクリーニング店によって異なるため、頼む前に金額も比べてみるとよいでしょう。一般に上下別々のウェアと、つなぎのウェアかでも金額が変わります。ほかにも、フードにファーがついているタイプだと追加料金が発生することもあります。

スキー・スノボウェアに撥水加工は大事!

撥水しているスキーウェア

スキー・スノボウェアに関係することでスキー場の憂鬱といえば、ウェアから染みてくる冷たい雪水だという人もいるでしょう。スノボ・スキーウェアを快適に使うためには、撥水性は重要なポイントです。

しかし、洗うことでも撥水性は失われていきます。かといって、汚れたままでも劣化してしまうため、洗濯しないわけにはいきません。数シーズンウェアを使用したいのであれば、洗濯とあわせて撥水加工が必要です。

しっかり水をはじくように撥水加工を行いましょう。撥水加工は自分で行う方法と、クリーニング店で行ってもらう方法があります。ここでは2つの方法について説明します。

自分で撥水加工する方法

自分で手軽に撥水加工するには、撥水スプレーを使う方法があります。火の気のあるところを避け、屋外でスプレーを数回にわけて吹き付けるようにしましょう。また、撥水スプレーで表面のコーティングを行うため、汚れが残っていると一緒に付着してしまうので注意が必要です。

使用する際には、全体にかける前にスノボ・スキーウェアの目立たない場所に少しかけて、シミにならないかチェックしておくと安心。

ただし、自分で撥水スプレーをかける方法は応急的な処置です。場合によっては、撥水性が一日持たないこともありえます。よりしっかりした撥水加工をするためには、プロに頼むとよいでしょう。

クリーニング店で撥水加工してもらう方法

しっかりと撥水加工するには、クリーニング店に出すのがベストです。基本的に有料オプションになりますが、プロが行う分、自分で撥水スプレーを使うより効果が長持ちしやすくなります。撥水性が衰えてきたら、クリーニングに出すタイミングと考えて上手にクリーニングを活用するのがおすすめです。

自宅で洗えるウェアの場合でも、普段は自宅で洗濯しつつ、シーズンオフの長期保存の前にはメンテナンスとしてクリーニングに出すとよいでしょう。洗浄に加えて、プロの手による撥水加工もつけられるので、これを利用しない手はありません。リフトの滑車から落ちてきたグリスなどの油系の汚れは、クリーニングにお任せするほうがキレイに落としてくれます。

クリーニング店によって価格だけでなく仕上がりも変わるので、スノボ・スキーウェアに適した撥水加工ができるかを事前に確認して、納得のいくクリーニング店を見つけられるといいですね。

スキー・スノボウェアの正しい干し方

スノボ・スキーウェアを洗って脱水まで行ったら干します。天日干しできるか、陰干しがいいかなども「洗濯表示」で確認できます。先に載せた「洗濯表示(衣類の取扱表示)の一覧」の「自然乾燥」や「タンブル乾燥」のマークのどれに該当するかチェックしましょう。

洗濯表示をもとに、自分のウェアに適した方法で干したら、しっかりと乾かします。干す際にも以下のコツがあるので、覚えておいてくださいね。

空気が通りやすいように内側に空間を作る

干すときは早くしっかり乾くように通気性をよくしましょう。ファスナーを開けておくほうが乾きやすくなります。その際に、風で飛ばされないようにハンガーと洗濯バサミで固定しておくと安心です。

また、ジャケットは大きめの厚みのあるハンガーを使うと空気も通りやすく、さらに型崩れしにくくなります。

早く乾くように裏返しで干す

スノボ・スキーウェアは、水をはじく表面より裏面のほうが水を含みやすい傾向にあります。そのため、裏返して干すとよいでしょう。表面を前にするより早く乾きやすく、湿気も残りにくくなりますよ。

スノボ・スキーウェアの正しい保管方法とは?

吊るされているスキーウェア

スノボ・スキーウェアを保管する際には、温度と湿度の変化が少ない収納場所で、型崩れや劣化を防ぐためのポイントを守って保管することが重要です。

スノボ・スキーウェアは冬に活躍するシーズンものだけに、保管されているオフシーズンの期間が長くなります。そのため、正しい保管方法を知っておくことが、長持ちさせるためには欠かせません。

スノボ・スキーウェアの収納場所は?

ウォークインクローゼット

スノボ・スキーウェアは、基本的には使うシーズン以外は収納することになります。長くしまうことになるため、適した収納場所はどこか悩むこともあるかもしれません。

かさばりやすいので、収納にはある程度のスペースも必要です。主に考えられる収納場所について、3つ紹介します。

クローゼット

スノボ・スキーウェアの収納場所としておすすめなのは、クローゼットです。特にウォークインクローゼットがあれば、スペースも確保できるのでより収納しやすいでしょう。型崩れや傷みを避けるために、収納ケースに入れるのではなく、ハンガーにかけて収納する方法がおすすめです。

押し入れや納戸

シーズンものであるため、クローゼットに余分なスペースがなければ、押し入れや納戸に収納する方法もあります。大きな温度変化もなく、直射日光もあたらないので紫外線による傷みも避けられるでしょう。押し入れや納戸に収納する場合も、できればハンガーにかけた形が理想的。収納ケースに入れる場合は、圧縮しないように気をつけましょう。また、湿気対策に除湿剤を使用するといいですね。

トランクルーム

自宅に余分な収納スペースが確保できなかったり、スキー板やストック・ブーツなどのかさばるアイテムも一緒に保管したい場合には、トランクルームを使うのも一案です。トランクルームには、屋外型と屋内型があります。温度と湿度管理の観点からは、屋内型のほうがよいでしょう。

スノボ・スキーウェアを保管するときの注意点

注意点

せっかく洗ってキレイにしても、保管方法に失敗すると次のシーズンで出したら使い物にならないなんてことも…。スノボ・スキーウェアを保管するときの注意点はしっかり押さえておきましょう。ここでは、5つの注意点について解説します。

きちんと乾燥させてから収納する

当然のことながら濡れたままや湿気のある状態で保管してはいけません。カビの繁殖や臭いの発生などに繋がります。また、スキー・スノボウェアには、生地素材と異なるゴムなどのパーツがあちこち付属しています。これらは経年劣化しやすく、乾燥しにくい箇所です。洗濯後は素材の異なるパーツがしっかりと乾いているかも確認しましょう。

ハンガーにかけて吊るす

先にも少し触れた通り、スノボ・スキーウェアの型崩れを防ぐためには、ハンガーに吊るして干すのが理想です。型崩れすると着心地も悪くなり、滑走中も動きにくさを感じるでしょう。

スノボ・スキーウェアの圧縮はしない

スノボ・スキーウェアを圧縮すると、シワがついたり、ウェア内の中綿や羽毛がつぶれて見た目が悪くなるだけでなく、防寒性も弱くなってしまう可能性があります。限られた収納スペースしかなくても圧縮するのは避けましょう。

カバーは通気性のよいものを使用する

カバーは汚れやほこりを防ぐ便利なアイテムですが、通気性が悪いものを使用すると保管状態が悪くなって逆効果になります。カバーは通気性のよいものを選びます。おすすめは不織布のカバー。多くのクリーニング店でつけてくれるビニールのカバーは、長く使うには通気性が悪いので、そのまま保管するのではなく通気性のよいカバーへ変えましょう。

ずっと保管したままにしない

スノボ・スキーウェアを保管したままにすると劣化が進みやすくなります。保存したままにするのもNGです。いざ、シーズンインで久しぶりにウェアを出してみたら使えないなんてことも…。シーズンオフのときも定期的に風通しできるとベストです。スキーやスノボにいかない年があっても、少なくとも年に1回は保管場所から出して、風通しをしながら状態を確認しましょう。

まとめ

自分の大切なスノボ・スキーウェアを長持ちさせるためには、汚れはしっかり落とし、しっかり乾燥させて、正しい方法で保管しましょう。お手入れや保管を適切に行って、お気に入りのウェアでスキー・スノボを長く楽しんでくださいね。