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白馬八方尾根スキー場の魅力!スキーヤーの聖地・国際山岳リゾート

長野県北安曇郡にある白馬八方尾根スキー場は、一度は訪れてみたい国内最大規模のスキー場です。

 

広大なゲレンデには、初級者から上級者まで対応した多彩なコースが揃い、国内外から多くのスキーヤー・スノーボーダーが訪れます。

 

本記事では、白馬八方尾根スキー場を徹底解説します。日本が誇るゲレンデの魅力をぜひチェックしてくださいね。

 

白馬八方尾根スキー場とは?

北アルプス北部の白馬岳を中心とする連峰北部の山郡、白馬連峰。白馬八方尾根スキー場は、その白馬連峰にある唐松岳の東側の斜面に位置しています。

「八方尾根」の名の由来は、尾根が四方八方にのびていることから。そこから推測できるように、白馬八方尾根スキー場は、縦横で滑走を楽しめるゲレンデとなっています。

 

国際大会の会場にも!日本スキー界の聖地

白馬八方尾根スキー場は、1998年に長野オリンピックが開催された際に、アルペンスキーや複合種目の競技会場となったことでも知られています。

 

アルペンスキー競技「男女滑降・スーパー大回転」では、男女で異なるコースが使用されました。男子の滑走コースは、最上部ゲレンデの標高が1,765m地点からスタート。兎平ゲレンデから国際ゲレンデまでの3,270mのコースでした。

 

女子は黒菱ゲレンデの標高1,680m地点からスタート。兎平ゲレンデから咲花ゲレンデまでの2,654mのコースで、選手たちがしのぎを削りました。

 

また、日本パラスポーツ協会と競技団体が共催する、日本国内最高峰のパラスポーツ競技大会「ジャパンパラ」のアルペンスキーの競技会場としても定期的に使用されています。直近では2024年2月に開催され、選手たちの熱い戦いが繰り広げられました。

 

最長8,000m!縦に長く横に広いゲレンデ

白馬八方尾根スキー場は尾根の上にコースがあることから、縦に長く横に広いゲレンデになっています。

 

最長滑走距離は、なんと8,000m! リーゼングラートコースから黒菱コース・スカイラインコース・咲花コースへと続く、ロングクルージングを満喫できます。

 

白馬八方尾根スキーへのアクセス

東京方面から車で向かう場合、長野道「長野道安曇野IC」から約50km、もしくは上信越道「上信越道長野IC」から約48kmです。

 

公共交通機関を利用する場合は、北陸新幹線長野駅から特急バス「長野-白馬線」に乗って白馬八方停留所下車後、徒歩約15分。または新宿高速バスターミナル「バスタ新宿」から高速バス「新宿-白馬線」に乗車して白馬八方停留所下車後、徒歩約15分です。

 

スキー場近辺には白馬八方温泉があり、「八方の湯」「みみずくの湯」「おびなたの湯」「郷の湯」といった4つの日帰り温泉施設も点在。その中でも白馬八方尾根スキー場から徒歩で約15分のところにある「八方の湯」は、一番大きな日帰り温泉施設。温泉からは白馬三山も眺められます。滑り終わった後は、温泉にゆっくり浸かるのも良いですね。

 

白馬八方尾根スキー場の魅力

 

ここからは、魅力たっぷりの白馬八方尾根スキー場のおすすめ箇所をそれぞれ紹介します。

 

極上のパウダースノーと広がる絶景

白馬八方尾根スキー場の魅力のひとつは、サラサラのパウダースノーと北アルプスの山々を一望できる大パノラマ

 

スキー場の山頂からは、妙高山や戸隠・浅間山・八ヶ岳連峰が見渡せ、大自然の迫力ある絶景を堪能できます。

 

大人から子どもまで!スキースクールも充実

白馬八方尾根スキー場には、大人から子どもまで参加できるスキーやスノボスクールも開催されています。スクールでは初心者から上級者まで、インストラクターが生徒一人ひとりのレベルにあわせたレッスンを実施。

 

スクールは常設レッスン、プライベートレッスン、スペシャルレッスンと分かれており、半日(2時間)、1日(4時間)で申し込めるようになっています。常設レッスンの場合は初心・初級・中級・上級と、レベルごとにクラス分けしてレッスンを行います。

 

白馬八方尾根スキー場のスクール詳細はこちら

https://www.happo-one.jp/school/

 

スキー・スノボデビューに適したスノーランドも

白馬八方尾根スキー場には、ファミリーや初心者が滑りやすい「なきやまスノーランド」もあります。

 

安全ネットでセパレートされたパークには、ドーム付きムービングベルトが設置され、スキーやスノボデビューにぴったり。キッズソリゲレンデも用意されています。

 

初心者から超上級者まで!充実のコース内容

初心者から超上級者までレベルにあわせて選べる多彩なコース展開も、白馬八方尾根スキー場の魅力です。

 

ゲレンデ山頂付近は傾斜が強く、難易度が高いため中級〜上級者向けのコース中心。初級者は、山麓のゲレンデや夏秋の道路を利用して作られた迂回コースでスキー・スノボを満喫できます。

 

白馬八方尾根スキー場のコース展開

白馬八方尾根スキー場の縦横に広いゲレンデには、16本のコースがあります。

 

ここでは、初級・中級・上級とレベルごとに、どんなコースがあるか紹介します。

 

初心者・初級者向けのゲレンデ・コース

【白樺ゲレンデ】

八方に広がるゲレンデの中央にあり、ゴンドラ「アダム」の起点となるコースです。平均斜度は11度とかなり緩やか。ただし、ゲレンデ最下部は、中級程度の20度の斜度になっているので注意しましょう。

 

【咲花ゲレンデ】

最大斜度18度、平均斜度10度、全長400mのコースです。広くて緩やかな斜面は、初心者やキッズのスキー、スノボデビューにぴったり。近くにはキッズ向けのゲレンデもあります。初心者・初級者が安心して練習できるゲレンデです。

 

【黒菱林道コース】

グリーンシーズンは林道として使用している黒菱林道。コース全長は約5.5㎞で、上部の黒菱ゲレンデ、下部の咲花ゲレンデをつなげば全長6kmを超えるロングコースに。

 

上部はスカイライン第2リフトを降りて左へ、下部は咲花北尾根クワッドリフトを降りて、左に見える北尾根高原テラスの右側を降りるコースです。平均斜度は6度と緩やかですが、途中、スカイラインコースを何度か横切るので、上から来るスキーヤーやスノーボーダーには注意しましょう。

 

中級者向けのゲレンデ・コース

【名木山ゲレンデ】

スキー場の南端にあるゲレンデで、スキー場の入口にあり、ゲレンデ正面ではスキースクールが行われており、全長750mで斜度は最大35度と中級者の斜度で構成されていますが、平均斜度は17度と緩やか。初級者のレベルアップのコースとして利用できます。

 

【リーゼングラートコース】

五竜岳や鹿島槍ヶ岳をバックに火打山や戸隠山、八ヶ岳連峰までを見渡すことができるリーゼングラートコース。最大30度と上級までカバーする斜度があるコースながら、平均斜度は13度と緩やか。朝滑りなら大パノラマと一緒に極上のパウダースノーも楽しめます。

 

【リーゼンスラロームコース】

白馬八方尾根スキー場の看板コースで、平均斜度は20度、全長3,045m。コース幅が広く、営業開始と同時にスキーヤー、スノーボーダーが滑り始める人気のコースのため、午後には雪上にコブができる可能性もあります。滑る時にはあまりスピードを出し過ぎないよう注意が必要です。

 

【セントラルコース】

平均斜度は17度、最長距離は1,800m。パノラマゲレンデと白樺ゲレンデを結ぶコースです。ゴンドラの山頂駅から山麓駅までの最短コースでもあります。白樺ゲレンデ上部からは名木山ゲレンデへ向かうことも可能です。

 

【パノラマゲレンデ】

平均斜度は16度、最長距離は700m(迂回路は2,000m)。中級斜面と緩斜面が組み合わされた変化のあるコースで、ベテランのスキーヤーやスノーボーダーの滑りはじめにぴったりです。幅広い斜面なので、カービングターンの練習にも良く、迂回路は林道コースとなっているので、基本ができていれば初心者でも挑戦できるコースになっています。

 

【スカイライン・北尾根コース】

最大斜度32度、平均斜度は16度のスカイラインコース・北尾根コース。圧雪したすり鉢状の本コース、未圧雪の尾根筋コース、林道の迂回コースの3つのコースが展開されます。「ラウター」と呼ばれる尾根筋の未圧雪バーンやパウダースノーを好むスキーヤー、スノーボーダーがこぞって訪れる中級者に人気のコースです。

 

上級者向けのゲレンデ・コース

【展望コース】

平均斜度30度、最長距離250mと短い距離ながら、超上級者向けコースとして知られる展望コース。滑りはじめは南アルプスまで見晴らせる絶景が目の前に広がるオールラウンドエリアです。

 

【おむすびオフピステ】

スカイラインコースからパノラマコースにかけて降りていく極上のパウダースノーが満喫できるエリア。平均斜度は27度、最長距離は500mで、上部のオープンバーンは起伏に富み、下部はツリーランエリアでスリルを存分に楽しめる、超上級者向けの未圧雪コースです。

 

【黒菱オフピステ】

北アルプスの山々をバックに滑る黒菱第3ペアリフトの北側斜面に設けられたオフピステエリア。ここは白馬八方尾根スキー場の中で最も難易度の高い、超上級者向けのエリア。平均斜度27度、最長距離800m、標高約1,600mに位置する極上パウダースノーでの滑走が楽しめます。

 

【オリンピックコース I】

1998年に開催されたオリンピックの男子滑走コース。パノラマコースから廊下状のコースを通って国際ゲレンデへと滑り降りていきます。平均斜度31度、最長距離3,000m。緩やかな斜面から始まり、最後はオリンピックにふさわしい、難易度の高いコースとなっています。

 

【オリンピックコース II】

1998年に開催されたオリンピックの女子滑走コース。平均斜度は31度、最長距離は2,650m。こちらは現在、全日本大会のバーンとして使用されています。パノラマコースから一気に急斜面へ。馬止めジャンプまで一気に滑り、最後は咲花ゲレンデへ到着。迂回コースを使用すれば初心者でもチャレンジできます。

 

【兎平ゲレンデ】

名物のコブコースが正面にある、上級者向けのメインコースの一つ、兎平ゲレンデ。モーグルの公認コースともなっています。斜度は最大31度、平均23度で、最長距離は800mです。

 

【黒菱ゲレンデ】

兎平ゲレンデと並ぶ白馬八方尾根スキー場の名物であるコブ斜面「モンスターパンプス」が、第3エリアにあります。リフト側は斜度もきつく、パウダースノーでコンディションの良い日はコブも埋まっているのでパウダー好きにはたまりません。第2エリアは緩やかなフラット斜面なので、中級から上級へのステップアップの練習にもぴったりです。

 

白馬八方尾根スキー場のおすすめレストラン

ゲレンデのレストランでは白馬の食材を使って作られた「おひょっくり鍋」や「八方温泉うどん」などの名物のほか、カレーやラーメンなどの定番のゲレ食などを堪能できます。

ここでは、厳選した人気のゲレ食を2つご紹介します。

 

白馬三山と信州そばを満喫「北尾根高原テラス」


出典:HAPPO-ONE公式
「北尾根高原テラス」は、白馬八方尾根スキー場内にある、北アルプスの雄大な景色を一望できる展望テラス併設レストランです。信州そばを使った三菜蕎麦やかき揚げ蕎麦のほか、地元白馬産の新米を使用した熟成ロースカツカレーや。豚バラ炙り焼き丼などが食べられます。

 

また、「松田牛乳たっぷりのソフトクリーム」「昔懐かしい昭和のクリームソーダ」も人気!冬山の美しい景色を見ながら、あたたかなテラスで食べる冷たいデザートも、なかなか味わい深いですよ。

 

標高1680m「ヨーロピアンレストラン&カフェ ピラール」

出典:HAPPO-ONE公式

「ヨーロピアンレストラン&カフェ ピラール」は、八方アルペンクワッドリフトの終点の黒菱平にあります。レストランでは地元の食材を多彩に使った本格派ヨーロピアンコース料理を、カフェではカレーやホットドッグ・ピザなどの軽食やドリンクを味わえます

 

天空のレストランにいるかのような素晴らしい絶景を眺めながら、ホッと一息ついてみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

北アルプスに広がる白馬八方尾根スキー場は長野オリンピックの開催地としても知られ、世界中からスキーヤーやスノーボーダーが訪れる注目のスポット。

 

全体的には中級〜上級向けのゲレンデが多めですが、初級者向けコースでも白馬の景観を楽しみながら思い切り滑れます。

 

スキーの聖地のひとつでもある白馬八方尾根スキー場で、大自然を感じながら滑走してみませんか。

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