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スキー初心者が押さえるべき用語26!エッジ・山側・谷側など

スキー 用語

これからスキーにチャレンジする初心者は、スキー用語にも目を向けておくことが大切です。基本のスキー用語を押さえておけば、スキー道具をレンタル・購入するときも役立ちます。

 

また、スクールでレッスンを受けるときにも理解度が増して、滑りの上達にもつながるでしょう。本記事では、スキー初心者が特に覚えておきたい26の用語を紹介します。

 

初心者が押さえるべきスキー用語【道具関連】

スキーをするときに使う道具にも、必ず名前がついています。道具の名前や道具関連の用語を知らないと、スキー場やスキースクールでも会話の内容がしっかり理解できず、不便が出るかもしれません。

 

スキー板やストックなど一般常識として知られている道具の呼び方のほかにも、道具関連の基本用語があります。

 

ここでは、スキーヤーには基本用語ながら、初心者にはピンと来ない可能性がある用語をピックアップします。しっかり押さえておきましょう。

 

エッジ

エッジは、スキー板の両横についている金属部分のこと。ターンやブレーキ、方向転換などを行う際に、雪面に食い込ませて動きを制御する重要なパーツです。内側をインエッジ、外側をアウトエッジと呼び、エッジを雪面に食い込ませることを「エッジング」や「エッジを効かせる」と言います。

 

エッジは丸まると雪への食いつきが悪くなるため、定期的にやすりで研ぐ必要があります。また、金属製なのでサビを防ぐためにも、使用後は十分に水分を拭き取ることも忘れないようにしましょう。

 

ポール

ポールとはストックの別名で、バランス保持や推進力のために使う「杖」のような道具です。

 

主にアルミやカーボン製で、グリップ(握り)・シャフト(棒)・バスケット(雪に沈むのを防ぐ輪)で構成されます。また、先端には雪面に刺さるピンがついているのも特徴です。スタート時や滑走中に雪を突いて推進力を得たり、バランスを補助して転倒防止にも役立ちます。

 

ビンディング

ビンディングは「バインディング」とも呼ばれ、板とブーツを固定するための金具(留め具)です。スキー板に力を伝えたり、転倒時にはブーツが外れてケガを防いだりする重要な役割があります。

 

つま先側(トゥーピース)と踵側(ヒールピース)で構成され、板が勝手に滑らないようにするストッパー(ブレーキ)も備わっています。

 

スリーサイズ

スリーサイズは、スキー板の寸法を表す言葉です。人間の体のスリーサイズになぞらえて、以下の3つの幅を指します。 

 

トップ:スキー板の先端(最も広い部分)の幅

ウエスト:スキー板の中央(最もくびれている部分)の幅

テール:スキー板の後端(ビンディング後方)の幅 

 

スリーサイズは、スキー板の性能を決定する重要な要素です。表記のしかたとしては、トップからテールに向かって、たとえば「130-90-120」のようにミリメートル単位で表記されます。

 

サイドカーブ

スキー板は、トップとテールが広くウエストが狭くなっているため、板の側面には自然なくびれ(カーブ)が生じます。そのスキー板を真上から見たときのくびれ(カーブ)がサイドカーブです。

 

サイドカーブの度合いはR値で表され、R値が小さい(カーブがきつい)とショートターン、R値が大きい(カーブが緩い)とロングターンに適しているとされます。

 

チューンナップ

チューンナップは、スキー板の性能を最大限に引き出して滑りやすくするための総合的なメンテナンスのこと。

 

たとえば雪と接する面にできた傷や凹凸・歪みを解消してフラットに削るサンディングや、エッジのサビや傷を取り除いて鋭利に研ぐエッジ研磨などの手入れがあります。また、滑走面を保護し、さらに滑りを良くするためのワックス処理などもチューンナップのひとつです。

 

開放値

開放値は、スキー板からブーツが外れる強度を表しています。この数値が弱すぎると雪面から抵抗を受けたときにすぐに外れ、強すぎると外れずに怪我をしやすくなってしまいます。

 

初心者は、ショップなどで適正値に設定してもらうのが良いでしょう。

 

初心者が押さえるべきスキー用語【ウェア関連】

ウェアを選ぶときはデザインに目が行きがちですが、それ以外にも大事なポイントがあります。

 

ウェアを選ぶうえで、初心者が少なくとも知っておきたい用語をまとめます。

 

フリーライドタイプ

フリーライドタイプは、フリースタイルとも呼ばれるウェアの種類です。

 

ファッション性が高く、スノボ用にも使用できるのが特徴です。ゆったりとしたラインが特徴で、窮屈さは感じにくいでしょう。動きやすく、楽なスタイルのウェアです。

 

バックカントリータイプ

バックカントリータイプは、ハードな状況の中でも身体を守るように作られたウェアの種類です。

 

整備されたゲレンデ以外の場所で滑るバックカントリースキー用に使われるため、このように呼ばれます。山を自分で登って滑るようなバックカントリースキーを想定しているため、快適な状態が保てるように、最新素材が使われていることも多いです。

 

シェル硬度

シェル硬度とは、スキーブーツの外側のプラスチック部分の硬さのこと。数値が大きいほどブーツは硬く、小さいほど柔らかくなります。スキーヤーの技術レベルや体重・滑走スタイルによっても、適した硬度が変わってきます。

 

シェル硬度はメーカーによって多少のばらつきはありますが、一般的な目安として100未満が初級、100-110が中級、110以上は上級と考えておくと良いでしょう。

 

初心者が押さえるべきスキー用語【滑り方関連】

初心者も滑り方に関連するスキー用語は把握しておきましょう。

 

スクールに入って説明を受ける際に、知っておくほうが理解しやすくなります。ここでは、覚えておきたい基本用語を紹介します。

 

山側・谷側(山足・谷足)

スキーにおいては、雪山の斜面のどちら側にあるのかで位置関係を把握します。「山側」は、自分の体や左右どちらかの足(スキー板)が斜面の上側(山頂方向)にあるとき、「谷側」は斜面の下側(谷底方向)にあるときに使用する言葉です。足だけで考える場合は、山足(山側の足)・谷足(谷川の足)と言います。

 

また、ターンのときには、内足・外足といった似た言葉が使われるときもあります。ターンのときに内側にくるのが内足、外側が外足です。つまり、左ターンなら左足が内足で右足が外足、右ターンなら逆に左足が外足で右足が内足です。内足はターン時に高い位置になるため山足、外足は斜面の方向へ向くため谷足となります。

 

ボーゲン

ボーゲンは、スキー板を八の字にして滑る方法のこと

 

スキー板の左右のトップをつけ、テールを開いた状態で滑ります。ボーゲンの体勢なら板の抵抗が強いため、速度が出すぎることがありません。そのため、ボーゲンは初心者が最初に覚える定番の滑り方となっています。

 

パラレル

パラレルとはパラレルターンを指す言葉で、左右のスキー板を常に平行(パラレル)に保ったまま滑走する技術・滑り方のこと。パラレルは、一般的なスキーヤーの主流の滑走スタイルとなっています。

 

初心者がまず覚えるボーゲンの次のステップとして習得を目指す技術です。ボーゲンが板を八の字に開いて滑るのに対し、板を揃えるパラレルはスピードが出しやすく、効率的でスムーズな滑りが可能です。

 

シュテムターン

シュテムターンとは、スキー板をハの字にするボーゲンの形でターンしはじめ、ターンが終わったらスキー板を平行にして斜面を横方向に滑る技術のこと。

 

ボーゲンからパラレルへ移行する過程で習得する中間の技術です。

 

ナチュラルスタンス

ナチュラルスタンスは、スキー板を履いて自然に立ったときの足幅、つまり自然体の足の位置を指します。

 

具体的には腰幅ぐらいの足の開きで、スキー板同士が平行か、やや開いた状態になることが多いでしょう。

 

アンギュレーション

アンギュレーションとは、ターン中に体をくの字の体勢にしてバランスを取る技術のことです。

 

具体的には、腰と膝を山側に出して上半身を谷側に傾けて、スキーのエッジをしっかりと雪面に食い込ませて滑ります。この体勢ができれば、安定したターンが可能になるでしょう。

 

荷重移動

荷重移動は、スキー板にかかる自分の体重(荷重)を意図的に移動させること

 

自分の体重を使って重さをかけることで、スキー板の動きをうまくコントロールします。滑走中は、ターンのときやスピードを調節するために、絶えず荷重移動を行います。スキーの上達に重要な技術です。

 

重心移動

重心移動は、スキー中に自分の体の重心の位置を意図的に動かすことを言います。

 

重心移動は、スキーヤーがバランスを保ちながら、次の動作へスムーズに移行するために不可欠です。荷重移動が 左右の足や板の前後にかける荷重の配分を変える動きであるのに対し、重心移動は体全体の物理的な中心を空間的に動かすイメージになります。

 

クロスオーバー

クロスオーバーは、ターンをするときにスキーの軌道と重心が入れ替わることです。

 

ターンと次のターンでの切り替えの際に、スキー板の軌道とスキーヤーの重心の軌道が交差して入れ替わる動きを意味します。

 

スケーティング

スケーティングとは平坦な場所や緩やかな斜面を移動する際に、スキー板を履いたまま片足ずつ雪面を蹴って推進力を得る技術です。その名の通り、アイススケートのように左右の足を交互に滑らせながら進みます。

 

ストックも一緒に使うとさらに進みやすいでしょう。その際は、ブーツの真横にストックを刺すのがポイントで、そのままストックを倒すと前に進みます。

 

ずらし

スキー用語の「ずらし」とは、滑走中にスキー板の進行方向に対して、板を横方向に滑らせる(横滑りさせる)操作のこと。

 

板を進行方向に対して横に向けることで、雪面との摩擦抵抗が増えてスピードを抑えられます。初心者が最初に練習するボーゲンや、急斜面でのスピード調整に役立つ技術です。

 

山回り・谷回り

高い方向へ曲がっていくのが山回り、低い方向へ曲がっていくのが谷回りです。

 

当然、谷回りは斜面に対する角度がきつくなるため、速さが増します。

 

初心者が押さえるべきスキー用語【スキー場関連】

道具や滑り方に関わる用語以外に、スキー場に行くなら覚えておきたい基本的な用語もあります。

 

ここでは、スキー場に関連する基礎用語をいくつか紹介します。

 

リフト

ゲレンデを移動する手段のひとつにリフトがあります。

 

スキーヤーやスノーボーダーを山麓から山頂方向へ運搬するための設備で、スキー場では必須の乗り物です。一般的なリフトは、チェアリフトタ(ケーブルに椅子が取り付けられたタイプ)が一般的で、乗車人数はタイプによって1〜4人乗りくらいまであります。

 

ゴンドラ

ゴンドラは、大型で箱型のキャビン(乗り物)です。リフトの一種ではありますが、チェアリフトとは形態が異なります。ゴンドラの場合は屋根と壁に囲まれるため天候や寒さの影響を受けにくく、快適に移動できるでしょう。

 

基本的にはスキー板は外して乗車します。スキー板やスノーボードは、通常キャビンの外側にある専用ラックに立てるか、室内に持ち込む形が一般的。 チェアリフトよりも一度に多くの乗客を乗せて、長い距離を移動できるのも特徴です。

 

フォールライン

フォールラインは、スキー場の最大傾斜線のこと。

 

この線に沿って滑ると一番速度が出ます。ターンをする際に、スキーヤーはフォールラインを横切るように滑ります。常に自分がフォールラインに対してどの角度で滑っているかを意識すれば、スピードコントロールや他のスキーヤーとの衝突回避に役立つでしょう。

 

シュプール

シュプールは、スキー板などを使って滑ったときに残る雪面の軌跡のこと。

 

適切にコントロールされたターンの跡は、雪面に綺麗な1本の線のように残ります。意図しない横滑りやコントロールを失って滑った跡は、幅が広くなったり、消えかかっていたりして乱れた形になります。きれいなシュプールを描けるようになれば、上達してきた証拠でもあるでしょう。

 

まとめ

エッジやビンディングなど、さまざまなスキー用語があります。

 

スキー初心者の場合、はじめはあまり聞き慣れない言葉もたくさん耳にするかもしれません。スキーを始めるなら、山側・谷側といった大事な基本用語はもちろん、本記事で紹介した用語くらいは押さえておくと便利です。基本用語も覚えて、スキーをさらに楽しんでくださいね。